カーチューニングエンジニアのやりがいとは

カーチューニングエンジニアのやりがいとは

カーチューニングエンジニアのやりがいとは

やはりお客さんから「すごく速くなった」「足回りがとても良くなりました」「エンジンがいつでも快調です」などと感謝の声が聞けることはやりがいを感じるだろう。
また、チューニングカーは1台1台特徴があり勉強することが多い。
自動車整備学校を卒業した人であっても学校では習わなかったチューニングカーやメンテナンスの知識を身につけられる。
ピットを使って愛車のメンテナンスができる会社もあり、仕事と趣味の両立が可能だ。
会社によっては資格や免許のサポート制度があるため、整備関連だけではなく、査定士や保険資格などの各種資格の取得ができる。勉強したことを資格という結果で得られるのもやりがいを感じると思う。

仕事で大変なこと・つらいと感じることは

一番つらいのはお客さんの希望した納期を守れないことだ。納期は作業状況を考慮したうえでお客さんの要望を伺いながら決めるのではあるが、他のお客さんの緊急トラブルや外注した作業で滞ったりすると、納期に間に合わなくなる。
カーチューニングを依頼するお客さんは年間を通じているが、特に新生活が始まる春先に見積もりを受ける場合が多い。
多くがゴールデンウィークまでに仕上げてほしいという要望が多くなるため、作業に遅れが生じやすい。このようなことが起ると本当に申し訳なく思う。

カーチューニングエンジニアに向いている人とは

クルマのチューニングは、自分の車を速くしたい、カッコ良くしたい、自分の憧れる形にしたいという想いから始まるもの。
ただ単にクルマのエンジンの出力を上げてパワーアップするだけでは、よいカーチューニングエンジニアとはいえないだろう。
チューニングはお客さんの大切なクルマを要望に応じて最適な形に創り上げていく作業になる。
一人ひとりの想いを理解して、最適なチューニングを提案できる能力も必要なのだ。カーチューニングエンジニアは接客業もかねているので、技術力に加えてお客さんの気持ちを理解できる人が向いていると思う。

ここ数年、若者のクルマ離れといわれているが、クルマ好きの若者がいなくなったわけではない。
サーキットを使ってハイスピードが体験できるイベントが行われているので、クルマ好きでクルマの性能を追求してみたいという人はカーチューニングエンジニアの仕事に触れてみてほしい。
クルマの魅力をもっと知ることで、カーチューンへの理解が深まっていくだろう。

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